Loading...

8月10日(土)、「反貧困フェスタinえひめ」に高知県労福協から6名が参加

DSCN2007DSCN2006

反貧困フェスタ2013inえひめが開催されました

◆高知県労福協より六名が参加
「今、隠されれている貧困をほじくりだそう」をテーマに2013年8月10日(土)午後1時半より、愛媛県松山市の愛媛大学城北キャンパスで「反貧困フェスタ2013inえひめ」が開催され、高知県からは県労福協より間嶋会長以下3名、幡多ライフサポートセンターから曽根司公事務局次長、幾久利典幹事、宮本博行監事の3名、合計6名が参加しました。

◆なぜ”ほじくる”なの?
2008年の年越し派遣村以降、ようやく私たちの生きる社会に「貧困」は潜む事に気づきました。そして、政治的にもいわゆる「自己責任」だけでは片づけられない社会問題として解決の方向に舵がとられてきています。
しかし”いま”、再び見えづらくなっているのではないでしょうか。
だからこそ、再び”貧困”をほじくり出し、貧困の「正体」をみんなで考えるきっかけづくりをするためこのフェスタが持たれています。

◆愛媛県労福協、連合愛媛、労金・労済他が協賛
この催しはオープンハンドまつやまと反貧困フェスタ実行委員会が主催し、共催に反貧困ネットワーク他、後援に愛媛県司法書士会、愛媛県弁護士会、愛媛県社協、そして愛媛県労福協、連合愛媛、四国労働金庫、全労済愛媛県本部他が協賛しています。
開会挨拶は前日弁連会長の宇都宮健児氏よりあり、貧困問題の現況を数値を上げて詳しく指摘し、また宇都宮氏は愛媛県出身という事もあり、当フェスタ運営に多くの愛媛大生が関わっている事を上げ、全国的にも愛媛大生が頑張っているとの励ましがありました。

◆「社会の課題と私たち自身の課題」と題して四氏の座談会が
全体集会の座談会は、講師に反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠氏、精神科医の香山リカ氏、真宗大谷派僧侶の中下大樹氏、NPO法人自殺対策支援センター・ライフリンク代表の清水康之氏の四氏、それぞれが関わっている貧困問題についてそれぞれの分野から現況と問題提起が出されました。
湯浅誠氏からは違う考え方の人に耳を傾ける、お互いが分かる言葉で話す事、自分達だけの運動に固守しない事が大切ではないかとの考え方が示され、もっとお互い人に優しい社会にしたいと、今後の活動を三つのステージに区分けし考えているとの話がありました。
全体集会を終わり15時から8つの分科会が開催され、参加者はそれぞれが分科会に参加しました。

◆当日は高知県四万十市で40.7℃の最高気温の記録が
参加当日は高知県四万十市で40.7℃の最高気温が記録され、その四万十市から参加した幡多ライフサポートセンターの三氏もさすがに驚いていましたが、会場も多くの参加者でかなりオーバーヒートしていましたが、暑さに負けず六名は最後まで参加しました。