一般社団法人 高知県労働者福祉協議会 高知県高知市本町4-1-32こうち勤労センター内5F TEL:088-824-3583/FAX:088-875-4887

ニュース&トピックス

第44回労働安全衛生学校を開催
    第44回労働安全衛生学校を開催
    「働き方改革」について学習
    大野義文氏(元、労働基準監督官・労働基準監督署署長)が「隠された意図・その背景に在る本来の狙い」「どうなる労働者のいのちと健康」を主題に講演
 2018年5月26日(土)、高知共済会館で恒例の第44回労働安全衛生学校(NPO法人高知県労働安全衛生センター・連合高知・一般社団法人高知県労働者福祉協議会の共催)が開催され、労働団体・労働者自主福祉事業団体などから70名が参加しました。
     主催者を代表して折田晃一氏が「今私たちの働きやすい環境をいかに構築していくか大きな課題を抱えているときに、政府は『働き方改革』と称して労働関連法の改正を一括提案している。その法律が今後の労働者の命と健康をまもり働き続けて行くことができるか、今日の学習を通じてしっかり学んでほしい」と挨拶がありました。
 講師の大野氏は、特に残業代ゼロ法案とも言われている「高度プロフェッショナル制度」の問題点を指摘、年収1,075万円以上の労働者を対象にしているが、この上限規制を下げられることは「労働者派遣法」の拡大適用で明らかであり、残業の100時間未満規制は「過労死認定基準100時間」と1秒の違いである。「過労死家族会」が同じ過労死労働者がでないようにと猛烈に反対し訴えたがこれらを無視して強行されようとしている。
     講師のこれまでの体験の新聞記事の事例を示し提起し、「今回の法律は『働かされ改革』で『働き方改革』と聞こえは良いが労働者のためのものではなく、経営側の儲け第一主義の発想そのものであることを見逃してはならない」を話され、終わりに 「知識を吸収しなければ知恵は出せない。知恵が出せなければ闘いにならない」と結びました。

    ≪牧村光彰≫

労働法ワンポイント講座開催
労働法ワンポイント講座開催!! 2018年2月27日、高知県立大学大講義室にて、参加者80名で労働法ワンポイント講座を開催しました。 講師は岡林ゆり氏(連合高知副事務局長)で90分講義、働く前に知っておきたい「知ってお得な労働基準法」と題して、高知県労福協作成の『働くときに知っちょきたいこと』をテキストに「社会人としてのマナー」「労働契約」「就業規則」「労働時間」「休日」「賃金」「各種保険」・・etc、解りやすく説明し、好評を得ました。 後日、参加者よりアンケート回答にて、非常に良かったと感想もいただきました。
    アンケート集約抜粋
    ◎働く上で必要な基本的なことなど、とてもわかりやすく、学ぶことができ良かった。
    ◎働くにあたっての自分の権利を守るためにも理解しておかなければならないことですが、難しく避けてしまいがちな内容が多かったので、自分として捉えることが出来ました。
    ◎医療者に視点を向けて話してくださったので、自分のこととして捉えることが出来ました。
    ◎会社で働く上で役に立つ情報を得ることが出来た。給料未払いのアプリがあることに驚いた。
    ◎労働時間についてや休暇のことなど自分が知らないことが思いのほかあったのでとても良い学びになりました。
    ◎改めて社会のマナーを振り返り忘れていたポイントを確認することができた。
2017年度西部労福協第36回研究集会を開催
 
    「安心・共生社会実現に向けて」をテーマに
    2017年度西部労福協第36回研究集会を開催
    • 2017年11月9日(木)~10日(金)、岡山県岡山市「岡山プラザホテル」で、中四国9県の地方労福協、事業団体、労働団体94名の参加で開催、高知県労福協より5名が参加しました。
    開催にあたって、西部労福協・弓立浩二会長、開催地の岡山県労福協の金澤稔会長、開催地の佐藤兼郎副知事、岡山市・佐々木正士郎副市長、全労済中四国統括本部・高松俊二本部長の挨拶があり講演に入りました。
    講演Ⅰ「生活困窮者自立支援制度の成果と今後の課題」~人口減少と社会保障~
前・内閣官房地方創生統括官 山崎史郎氏
    ①なぜ、生活困窮者自立支援制度が導入されたのか
◎日本社会の変容 ◎「社会的孤立」の問題
    ②生活困窮者自立支援制度が目指すものは、なにか
◎日本の社会保障の光と影―社会保障の限界 ◎「共生支援」の考え方 ◎「取り込む」、「つなぐ」、「つよめる」 ◎生活困窮者自立支援制度のねらい ③これまでの成果と今後の課題 ◎これまでの実績 ◎今後の課題と展望―「地域共生社会の実現」
    講演Ⅱ「地域で、チームで、長い目で」
岡山県学童保育連絡協議会 糸山智栄会長 ①社会的状況 社会的弱者
    ②フードバンク岡山の設立と活動
◎生活困窮支援と食品ロスの削減 ◎子ども食堂との連携ネットワーク ◎たくさんの市民団体、行政、企業との連携で
    ③作業療法士と学童保育のコラボで発達障害児サポート
ふとしたきっかけでつながった学童保育と作業療法士
    講演Ⅲ「「奨学金制度に向けた第4ステージ」
中央労福協 北村祐司事務局次長
    ①給付型奨学金実現までの中央労福協の取り組み
    • ②第4ステージ(2017年9月~2018年5月)―今後の課題と取り組みについて
 
    講演Ⅳ「労働運動・労働者自主福祉運動への期待」
    • 連合総研理事長・前連合会長 古賀信明氏
    ①グローバリゼーションの激化と新たな枠組みの模索
    ②労働運動と労働者自主福祉事業の連帯の再構築
    ③これまでの拙い経験から学んだこと
上記各講演が行われました。参加者は大変勉強になり、今後の活動に活かして、地域での活動の広がりを進めて行くことの決意となったことと思われます。